近年ネット通販サイトでよく見かけるようになった「リサイクルレザー」というものは、革製品を製造するうえで出る革の切れ端やくずなどを繊維状にしてからゴム樹脂と混ぜてシート状にされた製品のことをいいます。
本革が含まれているため、合成皮革と比べて耐久度があり革製品独特の風合いもあります。
※生地メーカーによって100%本革の「リサイクルレザー」であったり、100%未満の「リサイクルレザー」もあります。
主にペンケースやファイル、バッグなどに扱われ、1枚革より低価格のため入手、仕入れしやすいのが特徴です。
このリサイクルレザーの場合、一度粉砕してからシート状にします。
その為、本革では不可能であった色とりどりの商品や大きな面をとった製品を生産することが出来るというのが魅力です。
素材の価格が安いということもあり、バッグにいたっては奇抜なデザインの商品を量産できるため作り手にとっても良い所尽くしの素材といえます。
生地全体が均一のため、どこを使用しても同じ革をとれるのが、作り手にとっても扱いやすい素材となっております。
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